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掘るべきか掘らざるべきか?!兵馬俑の発掘再開が遺跡を破壊

 2009年6月13日から陝西省西安市の兵馬俑1号坑で、3回目となる発掘調査が開始されています。24年ぶりの発掘再開に大発見の期待が高まる一方、貴重な遺跡を破壊する可能性が高いと批判する声も上がっています。

 秦始皇帝陵及び兵馬俑は1974年に地元住民により発見されました。しかし1985年の調査を最後に24年間も発掘はストップしています。その理由は発掘が遺跡の破壊につながるため。兵馬俑というと、土色をした兵士像が並ぶ姿が思い浮かびますが、もともとは色鮮やかに着色されていました。しかし発掘後空気に触れることで色はまたたく間に退色してしまいます。そこで中国政府は保存技術が確立するまで発掘を中止することを決断しました。

 今回の発掘再開は保存技術が確立したことを受けて進められたものですが、16日付レコードチャイナの記事「兵馬俑の発掘再開、表面が剥がれ落ちる難題が」も伝えているように、問題が発生しています。

 17日付鳳凰網は同問題に関する記事を掲載しています。「博物館内部の空気は黄砂や炭素微粒子が浮遊し、炭鉱並みに汚い状態。出土物に深刻な影響を与える」「退色を防ぐ技術は確立したが、付着している土を払う時に顔料が剥げてしまう問題は未解決」「土中に落ちた顔料が発掘時に土と混ざり失われてしまう」との問題があるとのこと。

 中国に限らず遺跡の発掘はどうしても破壊してしまう側面がついてまわります。日本でも高松塚古墳、キトラ古墳の壁画劣化問題は大きく報道されました。しかし調査しなければ研究が進展しないのも事実。また地中に埋まっている間は劣化しないという保証もありません。

兵馬俑の場合は発掘風景が参観できるという考古ファンにとっては垂涎ものの状況となっていますが、参観客の出入りが空気の汚れを招いているとすれば大きな問題です。空気中の黄砂の除去などまだまだできることがあるのではないでしょうか?世界的な遺跡をなるべく傷つかない姿で発掘できるよう、国内外の知恵と技術を結集して欲しいと願っています。



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