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「消毒済み食器」、実は未消毒!?「やったもん勝ち」の中国社会

 11日付のレコードチャイナの記事「「消毒済み食器」は実は未消毒!?半数が闇工場で製造―吉林省長春市」ですが、読んだ後かなり「ぎゃああ」と叫びたくなりました。わたしも結構、使っていました、消毒済み食器。お金取られるのに少しは安心な気がして。きっと闇工場で洗っていた食器も含まれていたんだろうなぁ。とほほ。

 同記事によると、「 消毒済み食器は、消毒の上、ビニールでラッピングされたもので、衛生上の面から中国国内で急速に普及し、外食産業にとっては不可欠な存在となっている。業界関係者によれば、吉林省長春市では毎日15万人分の消毒済み食器が使われているが、その半数が闇工場で作られているという」とのこと。「作られている」とありますが、正確には洗って再利用、ですね。

 中国、特に南方では一時期、肝炎が猛威を振るっていました。今でも家電売り場には「家庭用殺菌機」コーナーがあるほど。南方の中流家庭にはだいたいありますね。

 ただより怖いのは外で食べる時。使い捨ての食器を使ったり、より大胆に食器の上にビニール袋をかぶしたり(その上に熱いラーメンとかも入れたりします。肝炎が怖いか、溶け出したビニールが怖いか、よくわかりませんが)していました。ただし最近はエコの風潮が広まるなか、リサイクルできる食器を使おうという風潮が広がっていました。

 そこで登場したのが「消毒済み食器」。店で処理するのではなくて、専門業者が洗って殺菌、その後ビニールパックしてお店にまで送り届けるというもの。なんかパックしてあるだけで安心感があって、一人数元の料金がとられるにもかかわらず結構使われていたように思います。

 レコードチャイナの元記事によれば、闇工場の利用は店側にもメリットがあるということ。皿洗いの従業員、水代、洗剤代を浮かすことができ、さらに客から金を徴収して儲けにもなるという素晴らしさ。一方の闇工場はパッキングの機械さえ入れればすぐに開業できるのでお手軽な企業手段に。殺菌とかやらない分、まじめな企業をはるかに上回る低コストを実現とのこと。そしてまじめな企業は倒産へと。

 ニュースには驚きましたが、まあ中国にはありがちなパターンではあります。例えば工場の排煙や排水の濾過設備。日本など外国の援助や政府の命令で設置している工場は多いのですが、運用すればコストがかかるとして使わないというケースが多いそうです。環境保護なんていう「無駄なコスト」を費やしていれば価格競争に勝てず、「まじめにやったら負け」という厳しい状況にあります。

 これもある意味、「市場原理の貫徹」なのでしょうか?政府や市民の監視を通じて、「やったもん勝ち」の状況を改めることが必要ですが、いったん確立してしまった構造を覆すことは容易ではなさそうです。


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