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インターネット小説創作大賞と電子ブック「漢王電子書」

「インターネット小説」というとまだまだなじみが少ない人が多いと思いますが、中国ではすでに一大ジャンルとなっているようです。その隆盛ぶりを象徴するかのようなイベントが発表されました。まずは24日付北京晨報の抄訳を。

2009年7月23日、北京市文学芸術界連合会と14もの大手サイトは、共同で「インターネット小説創作大賞」を創設すると発表した。1999年発表の痞子蔡『第一次親密接触』を起点として中国インターネット文学誕生10周年を記念したものだという。この間、『鬼吹風』など大ヒット作が生まれたのは記憶に新しいところだろう。現在、中国有名小説サイトに登録しているネット作家はなんと110万人にのぼり、作品数は280万種を超える。一日あたり1万2000章、5500万文字が生み出されているという。年収100万元(約1390万円)クラスの作家は10人、10万元(約140万円)クラスならば100人が存在し、一日あたりのアクセス数は4億ヒットを記録している。今人気の『我吃西紅柿』は1億ヒットを突破、およそ1000万元(約1億3900万円)もの価値を創出した。

新たに創設された「インターネット小説創作大賞」は大手サイトが協力した大規模なイベントとなる。7月23日より翌年1月23日まで作品が募集される。応募条件は8万字以上で、ジャンルは歴史、軍事、人文、武侠、恋愛のいずれかと指定されている。応募作品は1人(または1グループ)1作品まで。最終候補18作品には総額50万元(約700万円)の賞金が贈られる。大賞賞金は20万元(約280万円)。また受賞者は北京作家協会の契約作家となることが有望視されているほか、有力作品は出版社、映画会社に推薦されるという。

抄訳はここまで。

圧倒的な数のアマチュア作家群が存在すること、一部ではプロになった人も登場していることは注目すべき点かと思います。日本と中国との差異を考えた場合、中国にはネット上に海賊版小説が大量に存在しており、パソコンや携帯電話で読むことに違和感がない人が多い点が違うのではと思っています。そういう面から考えると、日本以上に早く電子出版が普及する可能性もあるのではないのでしょうか。

さて、ちょっと話が変わります。先日、上海の電脳ビルを訪問したのですが、「漢王電子書」という電子ブックリーダーがかなり大々的に宣伝されていました。実機を触ってきましたが、Eインクの画面はかなり精細で可読性は十分。ページの切り替えが遅い点が気になりましたが、十分に紙の対抗馬になりうると感じました。テキスト、HTML、PDFの表示が可能ということで、インターネット小説や海賊版を取り込んでおけば、驚くべき量のコンテンツが用意できそうです。

・「漢王電子書」の実機。Eインクで視野角が広く、文字がきわめて精細。
漢王電子書


電子ブックリーダーといえばアマゾンの「キンドル」が有名ですが、こちらは著作権保護がかけられています。海賊版コンテンツの消費や自分で作った資料の閲覧の手軽さで言えば漢王電子書」のほうが圧倒的に便利でしょう。

もちろん本を読むための道具に数万円を支払う人がどれだけいるのか、という問題は残るわけですが、今後価格が安くなり使い勝手はもう少し改良されれば、紙の本を超えた利便性になるだろうと感じました。


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